PR TIMES以外のプレスリリース配信サイトも監視する方法【@Press・ValuePress・共同通信PRワイヤー】
競合監視はPR TIMESだけでは不十分。@Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーなど主要なプレスリリース配信サイトの特徴と、複数サイトをまとめて自動監視する実務的な方法を解説します。
競合のプレスリリースを追うとき、多くの人がまず PR TIMES だけをチェックします。たしかに国内最大の配信サービスですが、すべての企業が PR TIMES を使っているわけではありません。
- スタートアップは @Press(アットプレス) や ValuePress を使うことが多い
- 上場企業・大手は 共同通信PRワイヤー 経由でIR寄りのリリースを出すことがある
- 同じ会社でも、案件によって配信先を使い分けている
つまり「PR TIMESだけ」を見ていると、特定の配信サイトしか使わない競合の動きを丸ごと見逃すリスクがあります。この記事では、主要なプレスリリース配信サイトの特徴と、複数サイトをまとめて監視する具体的な方法を整理します。
日本の主要プレスリリース配信サイト4選
まず、押さえておきたい配信サイトを比較します。
| 配信サイト | 主な利用層 | 特徴 |
|---|---|---|
| PR TIMES | 全業種・最大手 | 国内シェア最大。BtoB/BtoC問わず網羅性が高い |
| @Press(アットプレス) | 中小・スタートアップ | 記者配信に強み。地方・ニッチ業種も多い |
| ValuePress | 中小・個人 | 低コストで使いやすく、スタートアップの利用が多い |
| 共同通信PRワイヤー | 上場・大手企業 | IR・グローバル配信に強い。報道機関への到達力 |
PR TIMES の網羅性は高いものの、残り3サイトを使う競合は一定数います。特に次のようなケースでは、PR TIMES以外も見ておく価値があります。
- 競合がスタートアップ/中小企業で、配信コストを抑えている
- 競合が上場企業で、IR系リリースを共同通信PRワイヤーから出す
- 業界全体が特定の配信サイトに偏っている(地方・ニッチ業種など)
なぜ「複数サイト監視」が手作業だと破綻するのか
配信サイトが増えるほど、手動チェックの負担は線形どころか指数的に増えます。
- サイトごとに検索画面・UI・通知仕様がバラバラ
- 同じリリースが複数サイトに出て、重複の手作業マージが発生
- 4サイト × 競合5社 = 毎朝20回の検索を人手でやることになる
現実的には3日で続かなくなります。「複数サイトを横断して、重複を除いて、毎朝まとめて通知する」仕組み化が必須です。
@Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーは「直接スクレイピング」が難しい
技術的な補足として、これら3サイトは PR TIMES のように単純なスクレイピングで記事一覧を取りにくい構造になっています。
- @Press:自動アクセスをブロックする仕組みがある
- ValuePress:検索結果がJavaScriptで描画され、HTMLだけでは記事が取れない
- 共同通信PRワイヤー:検索クエリがサーバー側HTMLに反映されない
そのため、自前で監視ツールを組もうとするとサイトごとに作り込みが必要で、しかも仕様変更で壊れやすい。ここが個人で内製する場合の最大のハードルです。
複数サイトをまとめて監視する3つの方法
方法1:各サイトのアラート・RSSを個別設定(無料)
サイトによってはメールアラートやRSSを提供しています。無料ですが、
- サイトごとに登録・管理が必要で設定が分散
- 重複除去や既読管理は自分でやる
- 通知タイミングがバラバラで朝の確認が煩雑
「競合1〜2社だけ・厳密さは不要」なら選択肢になります。
方法2:Googleアラート / Googleニュースで site: 検索(無料)
Googleの検索演算子 site: を使えば、特定サイト内の記事に絞れます。
競合のサービス名 site:atpress.ne.jp
競合のサービス名 site:value-press.com
競合のサービス名 site:kyodonewsprwire.jp
無料で配信サイトを絞り込める反面、
- 配信サイト × 競合数だけアラートを作る必要がある
- インデックスのタイミング次第で取りこぼし・遅延がある
- 既読/未読・クリップなどの管理機能はない
方法3:ReAnker(月額300円)でまとめて自動監視
ReAnker(リアンカー) は、PR TIMES・Google News に加えて、スタンダード以上のプランで @Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーも監視対象に追加できます。
- 監視対象(アンカー)ごとに、使う取得ソースを選択するだけ
- 複数サイトを横断取得し、同一タイトルのリリースは自動で重複統合
- 毎朝9時に Slack・メールへまとめて通知
- ダッシュボードでソース別の取得件数も可視化
前述のとおり3サイトは直接スクレイピングが難しいため、ReAnkerでは堅牢に取得できる仕組みでカバーしています。「サイトごとの作り込み」を気にせず、チェックを入れるだけで複数配信サイトを一括監視できるのが利点です。
設定の流れ
- reanker.com で Google ログイン(30秒)
- アンカー(監視対象)を登録(サービス名/キーワード/ドメイン)
- 取得ソースで PR TIMES・Google News・@Press・ValuePress・共同通信PRワイヤー から必要なものを選択
- 通知先(Slack Webhook URL or メール)を設定
- 翌朝9時から通知開始
注:@Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーの3サイトはスタンダード以上のプランで利用できます。フリープランでは PR TIMES・Google News が対象です。
どのサイトを監視すべきか:競合タイプ別の指針
すべてのサイトを常にオンにする必要はありません。競合の性質に合わせて選ぶのが効率的です。
| 競合のタイプ | 優先して監視したいソース |
|---|---|
| 大手・全業種 | PR TIMES + Google News |
| スタートアップ・中小 | PR TIMES + @Press + ValuePress |
| 上場・IR重視 | PR TIMES + 共同通信PRワイヤー + Google News |
| 業界が特定サイトに偏る | その配信サイト + Google News |
まずは PR TIMES + Google News をベースに、競合が実際に使っている配信サイトを1〜2個足すのが現実的なスタート地点です。
よくある質問
Q. PR TIMESだけでは本当に不十分ですか? A. 競合が大手中心ならPR TIMESでかなりカバーできます。ただしスタートアップや上場企業を追う場合、@Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーを使う競合は珍しくありません。「取りこぼしをなくしたい」なら複数サイト監視が有効です。
Q. 同じリリースが複数サイトに出たら通知が重複しませんか? A. ReAnkerでは同一タイトルのリリースを自動で統合し、取得元を併記して1件にまとめます。重複通知で埋もれる心配はありません。
Q. 無料で複数サイトを監視できますか?
A. Googleアラートの site: 検索を使えば無料で配信サイトを絞れます(方法2)。ただし設定の分散・取りこぼし・管理機能なしという制約があります。手間を仕組みで解消したい場合はReAnkerのスタンダードプランをご検討ください。
まとめ
- 競合監視は PR TIMES だけでは取りこぼしが出る
- @Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーを使う競合も一定数いる
- 手作業の複数サイト監視は重複・分散・遅延で破綻しやすい
- ReAnker なら、スタンダード以上で5ソースを横断・重複統合して毎朝1通にまとめられる
まずは PR TIMES + Google News から始め、競合が使う配信サイトを足していくのがおすすめです。複数サイトの監視を仕組み化したい方は、ReAnkerの料金プランもあわせてご覧ください。
この記事を書いたチーム
ReAnker編集部
競合・PR動向モニタリングSaaS「ReAnker(リアンカー)」の開発・運営チーム。 PR TIMESとGoogle Newsを毎日監視するプロダクトの知見をもとに、広報・マーケティング担当者向けに競合監視とPR実務の情報を発信しています。 記事は公開後も定期的に見直し、事実関係・料金情報を更新しています(編集ポリシー)。
