ReAnker
プロダクト比較料金ブログお問い合わせ
ログイン無料ではじめる
ブログ一覧に戻る
competitor-monitoring·2026年7月6日公開·執筆:ReAnker編集部

競合監視シートの作り方|ウォッチリストのテンプレートと項目例

競合監視シート(ウォッチリスト)の作り方を、監視項目・情報源・更新頻度・担当の4要素で解説。そのまま使える項目テンプレート、スプレッドシート運用のコツ、形骸化を防ぐ工夫まで整理します。

#競合監視#テンプレート#ウォッチリスト#運用#スプレッドシート
ReAnker のご案内

競合のリリースを毎日自動取得「ReAnker(リアンカー)」

PR TIMES と Google News の競合リリースを毎朝1通でお届けする競合リリース監視ツール。 無料〜1日10円(月額300円)で利用可能。

無料で試してみるサービス詳細を見る →
ReAnker ダッシュボードのイメージ:PR TIMES と Google News の競合リリースが時系列で表示される

競合監視が続かない最大の理由は、「型がない」ことです。なんとなく競合のサイトを見て、なんとなく忘れる。これでは情報が蓄積されず、推移も追えません。逆に、監視する項目をシート(ウォッチリスト)に落とし込めば、誰でも・継続的に・抜け漏れなく回せるようになります。

この記事では、競合監視シートの作り方を、そのまま使える項目テンプレートとともに解説します。スプレッドシート1枚から始められる、実務的な型です。今日から使えるテンプレートを中心に、形骸化を防ぐための運用ポイントまで詳しく整理します。

競合監視シートが必要な理由

「競合監視をしよう」と決めた組織の多くが、3ヶ月以内に止まってしまいます。なぜ止まるかというと、「いつ何をチェックするかの型がない」からです。型がなければ、熱量のある時期だけ動いて、忙しくなったら止まる、という繰り返しになります。

競合監視シートを持つことの価値:

  • 属人化を防ぐ:担当者の頭の中ではなく、シートに残す。担当者が変わっても引き継げる
  • 抜け漏れを防ぐ:見る項目が固定されるので、毎回同じ観点でチェックできる
  • 推移で見られる:点ではなく線で競合を捉えられる。「先月と今月で何が変わったか」が分かる
  • チーム共有の土台になる:1枚のシートが情報共有の起点になる(→ 競合情報をチームで蓄積・共有する仕組み)

競合分析のフレームワーク(3C・SWOTなど)は 競合分析のフレームワーク完全解説 にありますが、本記事はそれを日々回すための「記録の型」に特化しています。

💡 ポイント: シートは「完璧に作ること」が目的ではありません。「運用が続くこと」が目的です。最初は5項目でOK。運用しながら育てていくのが、長続きするシートの作り方です。

シートの基本構成(4要素)

ウォッチリストは、次の4要素を軸に組みます。

  1. 監視項目:何を見るか
  2. 情報源(URL):どこを見るか
  3. 更新頻度:どれくらいの頻度で見るか
  4. 担当:誰が見るか

これに「最終確認日」「気づき」「次アクション」の3列を加えると、監視が行動につながります。

「監視項目・情報源・頻度・担当・最終確認日・気づき・次アクション」この7列がウォッチリストの基本構成です。

監視項目テンプレート(コピー用)

以下をスプレッドシートの行として並べ、各行に情報源URL・頻度・担当を割り当てます。

監視項目 主な情報源 推奨頻度
基本情報(会社概要・プラン・価格) 競合サイト 月次
プレスリリース・ニュース PR TIMES / Google News 毎日(自動)
新機能・アップデート リリースノート / changelog 週次
採用・求人 採用ページ / 求人媒体 月次
広告出稿 Meta広告ライブラリ等 月次
SNS発信 X / LinkedIn 週次
セミナー・イベント イベントページ / Peatix 月次
導入事例 事例ページ 月次
SEO・コンテンツ Ahrefs / SEMrush 月次
LP・キャンペーンページ 競合サイト(差分監視) 月次

各項目の具体的な追い方は、競合の新機能を追う方法、競合の採用動向を読む方法、競合の広告を調べる方法、競合のSNSを監視する方法 などのスポーク記事を参照してください。

具体的なシート設計例

バージョン1:シンプル版(1社×1シート)

1社に特化したシートで、縦に監視項目を並べます。

監視項目 情報源URL 頻度 担当 最終確認 気づき 次アクション
価格ページ https://... 月次 田中 2026/06/01 料金体系に変更なし 7月に再確認
リリースノート https://... 週次 田中 2026/06/10 UI改善リリース(小規模) 比較表に反映
プレスリリース ReAnker(自動) 毎日 自動 自動 ― ―

バージョン2:複数社比較版

複数社を横に並べ、同じ項目を比較します。

監視項目 自社 競合A 競合B 更新日
最安プランの月額 3万円 2.5万円 3.2万円 2026/06
トライアルの有無 14日 30日 なし 2026/06
APIの提供 あり あり なし 2026/06

バージョン3:時系列版

同じ競合の「変化」を時系列で追います。何月にどう変わったかが一目で分かります。

日付 競合名 変化内容 カテゴリ 重要度 自社への影響
2026/06/01 競合A 料金2万円値下げ発表 価格 高 価格比較の再設計が必要
2026/05/15 競合B エンタープライズ向け新プラン発表 製品 中 大企業顧客への訴求確認

用途に合わせて、これらを組み合わせます。多くの場合、「複数社比較版」をベースに、「時系列版」を変化記録として併用するのが実用的です。

スプレッドシート運用のコツ

粒度を決める

「1社1行」で横に項目を並べるか、「1項目1行」で縦に並べるか、目的に合わせて選びます。

  • 横並び(1社1行):全社を一覧で比較したい場合に向く
  • 縦並び(1項目1行):1社を深く追いたい、時系列で変化を記録したい場合に向く

変化を目立たせる

色分け・条件付き書式で、更新があったセルが一目で分かるようにします。Googleスプレッドシートの条件付き書式機能を使い、「今月更新した行は緑、3ヶ月未更新の行はオレンジ」といったルールを設定すると、メンテナンス漏れを防ぎやすくなります。

リンクと最終確認日

情報源URLと最終確認日を入れておくと、巡回が一気に楽になります。「このURLを開いてチェック → 確認日を更新 → 気づきがあれば記入」というシンプルなルーティンが回るようになります。

テンプレートを使い回す

一度作ったシートは、テンプレートとして他の競合にも流用します。「競合を追加するたびに一からシートを作る」という状態は、運用コストが高くなります。テンプレートシートをコピーして運用を始める形にしておくと、新しい競合を追加するハードルが下がります。

ReAnker のご案内

競合のリリースを毎日自動取得「ReAnker(リアンカー)」

PR TIMES と Google News の競合リリースを毎朝1通でお届けする競合リリース監視ツール。 無料〜1日10円(月額300円)で利用可能。

無料で試してみるサービス詳細を見る →
ReAnker ダッシュボードのイメージ:PR TIMES と Google News の競合リリースが時系列で表示される

形骸化させない工夫

項目を増やしすぎない

最初は5〜7項目に絞ります。完璧を目指すと続かない。「全部入れたい」という衝動を抑え、「これを見れば最低限分かる」という項目だけに絞ることが、継続の鍵です。

「気づき→次アクション」列を活用

観測を必ず行動に接続します。気づき列に「○○が変わった」と書いたら、必ず次アクション列に「いつ・誰が・何をする」を書きます。アクションが「なし」の場合も「経過観察」と書いて残しておくと、振り返りに役立ちます。

✅ 実践ポイント: 月次のシートメンテナンス日を固定で設定しておきましょう(例:毎月第1月曜日)。カレンダーにブロックして、担当者が必ずその日にシートを更新する習慣を作ります。「気が向いたら更新する」では、必ず止まります。

自動化できる部分は通知に寄せる

プレスリリースなど毎日見るものは手動をやめます(→ Zapier・Makeで競合監視を自動化する方法)。手動チェックが必要な項目は「週次・月次」に絞り、毎日見なくていいものは自動化で担保します。

「更新されなかったこと」も情報

競合のある項目が3ヶ月変わっていない場合、それ自体が情報です。「料金を変えていない(価格競争に参加していない)」「新機能を出していない(開発リソースが別に向いている)」などの推測の根拠になります。変化がない場合も「変化なし」と記録する習慣をつけます。

⚠️ 注意: シートが属人化しないように、「誰でも更新できる状態」を常に意識してください。担当者がいなくても動けるよう、情報源URLと更新手順を誰でも分かる形で記載しておきましょう。

監視対象は何社にするか

シートが膨らむ前に、監視する競合を絞ることも重要です。直接・間接・代替の分類と適正社数は 監視する競合の選び方 で解説しています。

目安として:

  • 直接競合(3〜5社):全項目を月次でチェック
  • 間接競合(5社前後):プレスリリースのみ(自動通知で十分)
  • 潜在競合:キーワード通知でトリガー監視

シートに入れる社数は「直接競合の3〜5社」に絞ることを推奨します。間接・潜在競合はReAnkerなどのキーワード通知でカバーし、シートには入れません。

Notionでの競合監視データベース

スプレッドシートに慣れてきたら、Notionのデータベース機能を使った管理も選択肢です。

Notionデータベースの強み:

  • タグ・フィルタ・ビューの切り替えが柔軟
  • 競合ごとのページにリンク・メモ・添付ファイルを集約できる
  • チームメンバーへの割り当て・コメント機能
  • ロールアップ機能で複数競合のデータを集計できる

ただし、Notionはスプレッドシートより入力コストが高い場合があります。「シンプルに比較表を更新するだけ」の用途ではスプレッドシートの方が向いていることも多いです。

まとめ

競合監視シートは、4要素(監視項目・情報源・頻度・担当)に「気づき」列を足してシート化し、項目を絞り、変化を目立たせ、行動に接続する――これで形骸化せずに回ります。まずはスプレッドシート1枚から始めましょう。

最初の一歩は「5〜7項目のシンプルなシートを今日作る」こと。完璧なシートは後から育てられます。「まず動く形を作る」ことが、競合監視が続く組織を作る最初のステップです。

毎日見るべきプレスリリースは、手動より自動が確実です。ReAnker(リアンカー) に競合企業を登録しておけば、前日の新着が毎朝1通で届くので、シートの「プレスリリース」行はそのまま自動化できます(月額300円、無料プランあり)。

よくある質問(FAQ)

Q. 競合監視シートに必要な項目は? A. 「監視項目・情報源・頻度・担当」の4要素が軸で、これに「最終確認日・気づき・次アクション」を加えた7列が基本構成です。最初から全部揃える必要はなく、5〜7項目に絞って始めます。

Q. 競合監視シートには何社入れるべき? A. シートに入れるのは直接競合3〜5社に絞るのが目安です。間接・潜在競合はキーワード通知でカバーし、シートには入れないほうが運用が破綻しません。

Q. 競合監視シートが続かないのはなぜ? A. 「いつ何をチェックするかの型がない」ことが最大の原因です。項目を増やしすぎず、変化を色分けで目立たせ、気づきを必ず次アクションに接続することで、形骸化を防げます。

関連記事:競合分析のフレームワーク完全解説 / 競合情報をチームで蓄積・共有する仕組み / 監視する競合の選び方 / 広報担当者が見るべき競合情報

この記事を書いたチーム

ReAnker編集部

競合・PR動向モニタリングSaaS「ReAnker(リアンカー)」の開発・運営チーム。 PR TIMESとGoogle Newsを毎日監視するプロダクトの知見をもとに、広報・マーケティング担当者向けに競合監視とPR実務の情報を発信しています。 記事は公開後も定期的に見直し、事実関係・料金情報を更新しています(編集ポリシー)。

ReAnker のご案内

競合のリリースを毎日自動取得「ReAnker(リアンカー)」

ReAnker は、競合企業のプレスリリースを毎日自動でチェックする競合リリース監視ツールです。PR TIMES の新着リリースと Google News の関連報道を1ツールでまとめて把握。スタンダード以上なら @Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーも監視対象に追加できます。新サービス・資金調達・業務提携などの発表を、毎朝1通の通知で見逃しません。

ReAnker ダッシュボードのイメージ:PR TIMES と Google News の競合リリースが時系列で表示される
無料で試してみるサービス詳細を見る

フリー(無料)〜スタンダード(月額300円・税抜)で利用可能 / クレジットカード登録不要

関連記事

  • competitor-monitoring·2026年6月1日

    競合監視を月300円で始める方法|個人事業主・小規模チーム向け運用ガイド

  • competitor-monitoring·2026年7月9日

    競合サイトのアクセス数を推定する方法|SimilarWeb等の使い方と限界

  • competitor-monitoring·2026年7月9日

    競合監視の適切な頻度|毎日・週次・月次の使い分け

競合のリリース、見逃していませんか?

ReAnker(リアンカー)は、PR TIMES・Google Newsから競合情報を自動取得し、重要な動きをSlack・メールで通知する競合リリース監視ツールです。スタンダード以上なら@Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーも監視できます。

ReAnkerを見る

まずは無料で競合監視を始める

アンカー3件まで無料で登録できます。競合企業や注目キーワードの新着情報をチェックしましょう。

Googleでログイン

カテゴリ

  • 競合調査
  • PR TIMES活用
  • 広報・リリース分析
  • マーケティングリサーチ
  • リリース監視

最新記事

  • 資金調達を広報で最大化する方法|プレスリリースと露出設計

    2026/07/17·pr-and-publicity
  • 広報予算の立て方|費用項目と配分の考え方

    2026/07/17·pr-and-publicity
  • トリプルメディア戦略|オウンド・アーンド・ペイドの使い分け

    2026/07/16·pr-and-publicity
  • BtoB広報の戦略設計|認知・信頼・指名を作る年間設計

    2026/07/16·pr-and-publicity
  • 企業広報とは|事業会社の広報の役割と仕事内容を徹底解説

    2026/07/16·pr-and-publicity

関連キーワード

競合調査競合分析PR TIMESプレスリリースGoogle News広報チェックリリース監視マーケティング調査
ReAnker

競合のプレスリリースを毎日自動でチェックする 競合リリース監視ツール。 PR TIMES・Google News の新着を1ツールで。スタンダード以上では @Press・ValuePress・共同通信PRワイヤーにも対応。

サービス

  • トップ
  • 料金プラン
  • 他ツールとの比較
  • ログイン

リソース

  • ブログ
  • お問い合わせ

法務

  • 運営者情報
  • 編集ポリシー
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記

© 2026 ReAnker(リアンカー). All rights reserved.

運営:商陣 / SYOJIN/お問い合わせ:support@reanker.com